智異山、1967年韓国ではじめて国立公園として指定された。慶尙南道、全羅南道、全羅北道の3道にかけっていて、面積も440.517㎢になる公園、国立公園20ヶ所のなかで一番広いです。智異山は金剛山や漢拏山と共に三神山の一つとして知られており、「愚者がここに泊ると智者に変わる」ということから智異山と呼ばれるようになりました。また智異山は白頭山脈がここまで繋がるということから頭流山と呼ばれたり、方丈山とも呼ばれています。智異山は韓国で二番目で高い天王峰(1,915m)をはじめ、帝釋峰(1,806m)、盤若峰( 1,732m)、老姑壇(1,507m)など約10個の高山が並んでおり、また天王峰から老姑壇までの稜線の距離は25.5㎞、智異山の周りは320㎞もあります。‐智異山10景:第1景ー天王峰の日の出:天王峰の日の出を見ることができる人は、三代にかけて積善しなければならないという話があるほど神秘な景観です。第2景ー老姑壇の雲海:広々とした草原に雲霧がまるで波のように押し掛け、変化に富んだ自然の神秘を感じることができます。第3景ー盤若峰の落日、第4景ーピアコルの紅葉:ピアコルではツツジ・緑陰・紅葉・雪花など四季折々自然を観賞することができ,特に紅葉は大人気です.第5景ー碧沼嶺の名月、第6景細石のクロフネツツジ:5月末~6月初めになると、きれいなピンク色の華やかな花畑のパラダイスを見ることができます。第7景ー佛日滝、第8景ー烟霞仙景、第9景七仙渓谷、雪嶽山千佛洞溪谷や漢拏山渓谷と共に韓国三大渓谷の一つです。第10景蟾津清流:山高ければ水清し。智異山を南西に回って南海に流れる蟾津江は、その水が澄んで清らかなことからまるで一幅の青いシルクを広げているようです。
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